モジュール:Yesno/doc
このページは、モジュール:Yesnoの説明文を記述するページです。
このLuaモジュールは600,000のページで使われています。 余計な混乱やサーバーへの負荷を避けるために、どんな変更でも最初はモジュールのサンドボックス・サブページ、テストケース・サブページで試すべきです。そうすれば、試した変更を1度の編集でこのモジュールに加えることができます。しかし、最初にあなたの提案した変更を、この項目のノートで議論するようにお願いします。 |
テンプレート:Used in system
テンプレート:Module rating
このモジュールはブール値、またはブール値風の文字列の入力を処理するための統一したインターフェースを提供します。Luaではtrue
とfalse
といったブール値がありますが、ウィキテキストにおけるテンプレートでは"yes"、"no"など文字列でしか処理できません。このモジュールはこれらの文字列を処理して、Luaで使用するためのブール値に変換します。また、nil
とfalse
を区別できるよう、nil
の入力はnil
として返します。このモジュールはブール値、数字、テーブル、関数の入力も受け付けており、ブール値とnil
として認識できなかった場合の返り値を指定することもできます。
書式
<source lang="lua">yesno(value, default)</source>
value
は処理される入力です。ブール値またはブール値風の文字列が入力された場合はtrue
またはfalse
を返し、nil
が入力された場合はnil
を返し、それ以外の場合はdefault
を返します。
使用法
まず、モジュールをロードします。なお、このモジュールはほかのLuaモジュールでしか使用できません。テンプレートから使う場合は代わりに{{yesno}}を使用してください。
<source lang="lua"> local yesno = require('Module:Yesno') </source>
一部の入力値は必ずtrue
を返し、一部は必ずfalse
を返します。nil
値は必ずnil
を返します。
<source lang="lua"> -- 必ずtrueを返す yesno('yes') yesno('y') yesno('true') yesno('t') yesno('1') yesno(1) yesno(true)
-- 必ずfalseを返す yesno('no') yesno('n') yesno('false') yesno('f') yesno('0') yesno(0) yesno(false)
-- nil値は必ずnil値を返す yesno(nil) </source>
文字列はまず小文字に変換してから判別しています。
<source lang="lua"> -- 必ずtrueを返す yesno('Yes') yesno('YES') yesno('yEs') yesno('Y') yesno('tRuE')
-- 必ずfalseを返す yesno('No') yesno('NO') yesno('nO') yesno('N') yesno('fALsE') </source>
上記以外の入力の場合に返すdefault値を指定できます。指定しなかった場合はnil
を返します。
<source lang="lua"> -- nilを返す yesno('foo') yesno({}) yesno(5) yesno(function() return 'This is a function.' end)
-- trueを返す yesno('foo', true) yesno({}, true) yesno(5, true) yesno(function() return 'This is a function.' end, true)
-- "bar"を返す yesno('foo', 'bar') yesno({}, 'bar') yesno(5, 'bar') yesno(function() return 'This is a function.' end, 'bar') </source>
空文字列でも同じ扱いです。 <source lang="lua"> yesno() -- nilを返す yesno(, true) -- trueを返す yesno(, 'bar') -- "bar"を返す </source>
ウィキテキストでは一般的には空文字列をfalseとして扱うが、Luaではtrueとして扱われます。本モジュールではLuaでの挙動を採用しているため、空文字列をfalseとして扱う必要がある場合は別に処理してください。